氣志團!(少々ネタばれあり)

けっきょく、振り付けも教わらず、
まったくもって、予習もせず、
ライブの日が来てしまった。

ついていけるだろうか、と言うと
“だいじょうぶです!
 楽しむ気持ちがあれば楽しめます!”
と、派遣仲間。

まずは、スタバ。
“金曜日、怒ってましたよね?どうしたんですか?”
もう気を取り直した今、冷静に解説。
げらげら笑われる。
“カノンさん、いい!ずっとそのままで居てくださいね”
とまで。
…それはどうだろう。
が、
“アイツら、タマにキレないとわからないですよっ”
と、心強い?暴言を放っていた。

夕暮れの平和公園を通って、会場へ。

会場には、翔やんモドキや、
派手な衣装に着替えた女の子など、
気合の入ったファンがたくさんいて、
記念撮影している人もたくさん。
ただ“見に来た”のではなく、
“参加してます”という意気込みが感じられる。
とても好きな雰囲気。

開演。
いやぁ、客席もほんとに踊ってるのね!!!
ついていけないのがくやしい…。
隣の派遣仲間は、慣れたかんじで踊り倒している。
少し前の列に、おそろいのTシャツを着て、
カンペキな振り付けで踊りまくり、
ジャンプしまくる女の子ふたりが居た。
今日のライブへの喜びが、大炸裂している。
わかるわかる、その気持ち…。

と、冷静だったのもつかの間。
ウロ覚えの振り付けが出てきたのをキッカケに、
なんかよくわからないけど、とにかく踊る。
暑い!私もTシャツにすればよかった。

初心者としての疎外感はないけど、
やっぱり踊れたほうが楽しい。
次回は、絶対踊り倒す側に回ってやる。
と、決心。

アンコールでの温かい雰囲気に感動。
あのクリスマスの曲。(なんだっけ)
そのあとのMCで翔やんが、

“お前ら、明日からまた仕事とかがんばれよ!
 次に会うときまでがんばれよ!”

と、力強く何回か言った。
私は、次のライブを心の糧にがんばるほどには、
氣志團のファンではない(笑)のだが、
なんだかとても、じいん。と来てしまった。

そのあとの最後の曲、“一番星”が、
これまたとてもよくて、
歌いながら、きーん。と泣きそうになってしまった。

元々、氣志團は、大嫌いだった。
今だから言えるけど、
“何?この80年代みたいな人たち…。暑苦しー!”
と思っていたのだった。
が、情熱大陸を見て印象が変わった。
とてもサービス精神旺盛で、
プロフェッショナルな人たち、と思った。

でも、まさか、ライブに来るとは。
泣くのをガマンしてしまうとは。
人生わからないものだ。

家の前で空を見上げたら、
星がものすごくきれいだった。
いつになく、シルバーの輝き。
なんとも言えなくて、しばらく見る。


情熱大陸は、森山直太朗だった。
“さくら”は、いつ聴いても心にしみる。
今日流れた、大阪城ホールでの“さくら”が、
客席の様子もあいまって、ものすごくよくて、
涙が止まらなくなってしまった。
今年、一番印象に残った曲になるかもしれない。
どこに行っても流れていた、春の頃を思い出す。

さて、明日行ったらまたヤスミだ。
おだやかに楽しくがんばろう。

***今日の二曲
     一番星  〜氣志團
     さくら   〜森山直太朗

***今日の気温
     8℃   15:50
     3℃   22:15