思い出話など(笑)。

暑い暑い日。
そうだ。夏はこれがふつうだった。
と、また思う。

病み上がりなので、篭り日に決定。
そうじ。センタク。ふとん干し。
たまっていたビデオを見る。
“すいか”って、おもしろいなあ。


夜、
“スーパーライブ あの日僕らの青春時代”を見る。
佐野元春渡辺美里大江千里TMネットワーク
全盛期のソニーのアーティスト大集合。

おニャン子クラブ全盛だった、80年代半ば。
EPICソニーCBSソニーのアーティストたちは、
ちょっと違う意味でとてもメジャーだった。

もうなつかしくてなつかしくて。
小比類巻かほる…。
ちっとも変わっていないマツボー…。(松岡英明

マツボーは、私たちの王子様のひとりだった。
(何人いたのか?)
87年7月21日県民文化センターでのライブは、
(何で覚えとるんか?)
最前列で、緊張して正視できなかった。
着ていく服も、ものすごく考えた。
何を着たか、いまだに覚えてるのがすごい(笑)。

それは、
緑のタンクトップに白いミニスカートに
ハイソックスに白い靴、そしてGジャン。
髪はふたつに結んで、オダンゴ。
(当時、もっともオシャレなスタイルのひとつだった)
当時19歳。わっかーーー!!!(笑)

で、
“ダンス・イン・ベルサイユ”って曲の、
♪大切な約束さえ忘れなければぁ〜〜〜
ってところで、小指をかかげるのが、
マツボーとファンとのお約束なのだが、
そのときマツボーは、最前列の私たちに向かって、
指切りをするように小指をさしだした。
私らはもぅびっくりして、はずかしくて、
かかげた腕を引っ込めてしまったのだった。
せっかくのチャンスだったのに…。純情。
盛り上がらないと判断したであろうマツボーは、
私たちの隣の女の子と、
「大切な約束」をかわしたのだった。しょんぼり。

その友達に
NHK見よる?!”とメイルしたら、
“見よるわいね。もう泣きそう。おかしいやらなつかしいやら”
と返事がきた。

そしたら別の友達からメイルが。
“コヒー!(注:小比類巻かほるのこと)
 かつての私の18番。昔の男を思い出すじゃないか”

うわはははははははははははははは!


大沢誉志幸…。
“そして僕は途方に暮れる”のイントロとともに、
なつかしさ大爆発。


ソニーのビデオコンサートに通いつめた、
土曜日の学校帰り。
初任給で買った、ビデオデッキとAVラック。
かかさず録画予約していた、ミュージックトマトJAPAN…。

好きなアーティストのアルバム発売日は、
“カワイショップ”の紙袋を抱えることがステイタスだった。
CDはまだなくて、2枚組アルバムだったりすると、
けっこう重くて、まっすぐ持つのが大変だった。
手に汗をかいて、
持っているところだけ、袋がふやけたりしたなあ…。


…うぅ、うまく書けないけど、とにかくなつかしかった。
今だって、好きな音楽はたくさんあって、
今日聴いた曲は、時々思い出すくらいかもしれないけど、
それらを聴きながら、
今みたいに笑ったり泣いたり悩んだり遊んだり、
毎日をすごしていたんだなあ、と思った。

そんな感情を共有したあのコンサート、
私も行きたかったなあ。
大阪城ホールでもあったとは、知らなかった。

最後のほうに流れた、ファンのコメントの数々もよかった。
“大人になるのも悪くないって思いました”
ってのが、特に印象に残った。

この番組、歌詞が画面に出なかったのに、
ほとんど歌えたのにもびっくり。
よく聴いていたんだなあ。


と、なつかしさのあまり、
うまくまとまらずに、ここまで(笑)。

***今日の一曲
     YOU 〜大江千里

   草原の中でピアノを弾くPV、なつかしー。