街に居る人たち。

なかなか足を運ぶことのない街を
たくさん歩いてみることにした。

活気ある商店街。
ミンチカツを求める行列。
路地裏まで、みっちりとひしめきあう店店。
あらゆる年代が共存している町。
いろんな町のすべてが若者中心になりつつある中で、
なんだか、正しい街の風景を見たような気がした。
ものすごく楽しくて、わくわくして、
いくらでも歩けそうだった。

その人波を抜けて、住宅街をサンポしていたら
とーってもすてきな珈琲屋さんを発見!
お客さん誰もいなかったけど、
あまりのうれしさに、躊躇なく入る。
ステキな仲良し夫婦のお店で、
いろいろな話に花が咲いてしまった。
奥さま手作りのケーキをおいしく食べて、
珈琲は、おかわりまでしてしまった。

シアワセな気持ちで店を出て、
ついでに隣の町も歩いてみることにした。
でも、そこはちょっと波長が合わなかったのか、
なんだか心細いような寂しいような気持ちになってしまった。
ちょうどそのころ、お天気も悪くなってきて、
ものすごく厚くて低くて、ものすごく濃いグレイの雲から
大粒の雨が落ちてきた。
傘も持っていなかったし、よけいに心細くなって、
見なれた町へと移動することにした。

見なれた町は、
降り出した雨に足止めを食っている人たちや
走って移動する人たちや、
人待ち顔の人たちや、
きゃあきゃぁと喋る女の子たちでいっぱいだった。

そんな人たちを見ていたら、
いつもの調子を取り戻し、スタバへ行った。
きびきびと笑顔で働く人たちは、とてもまぶしい。
本日のコーヒーとクロワッサンと
新製品のデスクカレンダー2つ。4月始まりなの。

“踊り出したくなるほど”買い物しまくったという
Sと合流し、家路へ。
あぁ、やっぱりノド痛い(笑)。

***今日の一曲
     丸の内サディスティック  〜椎名林檎