“アメリ”

やっとやっと、念願の“アメリ”を見た。
ほんとぅに、キュウトな映画で、
あれこれ楽しくておもしろくてかわいくて、
大好きになってしまった。

最近、ドラマでもなんでも、
なんていうかその、明確な意味のようなものを、
ついつい求めてしまうような気がする。
教訓めいたものを求めてしまうような気がする。

映画を楽しんで、あったかい気持ちになりながらも、
その楽しさの奥にある“意味”は、
いつ出てくるのだろうと、心のどこかで待っていた。

けど、
“あっ、この「あったかい気持ち」で充分なんだ〜”
て、なんだか思えて、また心があったかくなった。

ホント、しあわせな気分になった。
もう3回くらい見たい。

フランス語の、あのなんとも
日本語に比べて文字数の多いかんじの、
流れるようなしゃべりも、耳に心に心地よい。

ロビーで、本を買った。
ペイジをめくるたびに、うれしい気分になる♪

そのあと、ゴハンをあれこれ買って、
わがやで余韻を楽しむことにしたんだけど、
影響されやすい私たちは、
クレームブリュレを買って、
いい匂いのする焦げ目を、
スプーンで、コンコン。と割って、
またしあわせ気分になるのだった。

“サントラ買ってくればよかった〜。
 どうせなら、聴きながらブリュレ食べたかった!”とS。

はまりやすい女ふたり(笑)。

***今日の一曲
     アメリのワルツ