ジョージ。

昨日は、仕事がすんで母とお茶。
BGMが、ビートルズonlyのお店。
小声で歌いながら、とても楽しくて、
“帰れへんやん”
と、最終バスぎりぎりまで、コーヒー飲みながら聴いてた。
お店の人とも少し話をして、
“ジョージ、もう復帰はムリだけど、
 できるだけ長く生きてほしいですね”
と言い合って、うなづきあった。

帰りの夜道は大雨。
バスを降り、雨音が大きいのをいいことに、
ビートルズをあれこれ歌いながら、ゴキゲンに帰った。

で、今日、仕事中に聞いたニュース速報で、
ジョージの死を知った。
昨日が昨日だけに、めちゃめちゃショックで、
仕事しながら泣きそうだった。

なんていうか、ひとつの時代の終わりを感じたし、
時は流れているんだなとしみじみ思った。
91年、クラプトンと来日したころは、
ビートルズはもう解散しているとは言え、
ジョンはもういないとは言え、
深くビートルズにハマり始めたばかりの私にとっては、
あくまでもビートルズは、まだまだ“今”だった。
そんな、ひとつの、私の“今”が終わってしまった。

またもや、
人生って、なんなんだろう。
と考え込む。
生物の存在すべてが、儚くて空しくて、
なんかもぅ、寝こんでしまいそうだった。

明日は、友達が広島にやってくるというのに、
そんなうれしさは、どこかへブッとんだ。

***今日の一曲
     Something   〜THE BEATLES