やりきれん…。

今日は、とても楽しくて有意義ないちにちだった。

自転車で街に出て、途中で仕事休憩の友達を呼び出して、
いっしょにケーキを食べた。
そのあとは、ユニクロと無印と本屋に行った。
久しぶりに行ったそこの本屋さんは、
やはり素晴らしい品揃えで、見たい本が次々と目に飛び込み、
頭の後ろから背中までが、ぴきんと凝ってしまうくらいまで、
気がすむまで次々に手にとって、眺めて、読んだ。
2冊買った。

帰るときはもう暗くて、自転車をこぐと、夜風が気持ちよかった。
お菓子とお酒を買って帰った。

昨日の大阪の事件。
あんなむごいことがあって、
ニュースを見て腹を立てても、涙が出ても、
私としての一日は、そんなふうにとても楽しかったし、
街もいつもどおりだった。

楽しんだことに、罪悪感があるわけではないけれど、
世の中でどんなにむごい事件があっても、
だいたい、何もかもがいつも通りに動いている、
ということが、なんだかやりきれない時がある。

大切な人をなくしても、
世の中はいつも通りに動いていることの
残酷さ・冷たさ。
反面、いつも通りに動く世の中だから、
いつかは、いつも通りにすごせる日々が
迎えられるのだろうけど…。

テレビのニュースだって、
沈痛な面持ちでむごい事件を伝えても、
数分後には、笑み満面で
ほのぼのニュースを伝えたりしている。

それが世の中というものだけど。
みんながみんな、ずっと沈痛でいるわけに
いかないのは、わかっているけど。
私だって、楽しくすごしたわけだし。
それが悪いって言ってるんじゃないけど。
あーーーーーーーーーーー、
なんていえばいいかわからんけど。

自分の子どもが、どんなにかわいいものなのか、
私には、想像することしかできないから、
子どもがいる人の本当の気持ちは、
わからないかもしれないけど、
せめて、世間の子どもたちを傷つけたり、ましてや、
殺すなんて、絶対にしないようにしよう。と強く思った。
そんなこと、するわけないんだけど、
でも、すごくそう思った。

道で会った知らない人に、無邪気にあいさつできるような
そんなほのぼのした世間から、また遠ざかってしまった。
犯人の罪は、殺人だけじゃない。
子どもたちの記憶は消せないんだっつーの。
みんなの不安をどうしてくれるん。
重すぎる。

ふつうに学校へ行って、
ふつうに授業をうけてただけなのに…。

あぁ、信じられん。あーーーーーーーーーー信じられん。