東京行きのバス。

今回は夜行バスで上京!12時間の旅!
疲れるけど“道はつながってるんだなぁ”って思うから、
好きなんです。バスの旅。夜行バス歴12年。

眠いんだけどハイテンション。
カーテンと窓の間に顔をつっこんで、
ずーっと外を見てた。
インターの看板の地名を見ながら、
いろんな著者さんの顔を思い浮かべていました。

それに、いろんなことを考えていました。
5月を乗り越えられたのは、パソコンがあったからでした。
毎日、いつもどおりにメールを書いたり、
オフのホテルのことを考えている時間が、
なんていうか、私をシャンとさせてくれました。
そして、いつもどおりに来るメールが、
“今の私はこんな感じだけど、
 今日もありふれた普通の日常が動いているんだ”
と思わせてくれて、したたかな底力が消えなかったように思います。
だから、むりやり元気なフリをしてメールを書いていたのではなく、
(少しはフリもあったかもしれないが(笑))
私にとっては、大切な時間でありがたい時間だったのです。
どんなに落ち込んでいても、毎日笑う瞬間はあるのと同じで、
5月の私のメールは、決して空虚なものではありません。
だからだから、なんていうかなんていうか、
いつもありがとう。ありがとね。

…ってなことを考えながら、うつらうつらしては、
車内の豪快なイビキ(約2名)に起こされる、を繰り返していたのでした。

富士山をすぎたあたりから、朝日が見え始めたの。
雲の様子が、なんとも言えず神秘的で、ものすごく感動…。
あんな雲見たことない。
写真も撮りたくなくて、ずっと自分の目で見てた。

思ったよりも早く、東京駅着。
さぁ、時間はたっぷりあるぞぅ。とわくわくする反面、
時間がありすぎて途方に暮れるのだった。
ピッチの電池はもうないし…。
ひとまず、朝ゴハン。コーヒーとマフィン。
お金を払ってトレイを受け取って、席を探すフリをしながら、
本当に私が探していたのはコンセントだった。
コンセントあった。安堵。
荷物のそばで、ピッチを充電。
見つかるかな。怒られるかな。図々しいかな。
だって、あるんだもん、コンセントが。
と思いながらも、小心者の私はマフィンの味がわからなかった(笑)。

6/2が動き始めたわよ。

***今日の一曲
     (I CAN'T HELP) FALLING IN LOVE WITH YOU
                       〜UB40