こわいもの

あー、あっというまに木曜日だ。
フルタイム勤務でさぞかし疲れるだろうと
思っていたけど、仕事はちゃんと17時で終わるし、
何より精神状態がよい。

家に着いたら、まずお茶を淹れてだらだらしていた私が。
今はまず、お米をとぎ・下ごしらえをし・洗濯をし・
家中にクイックルワイパーをかけ・花に水をやっている!
からだは疲れているにもかかわらず、なのだよ。

前は、事務所閉鎖ということもあって、
かなりやる気をなくしていたし、ヘンにヒマだったりして
“はやびけしよっかなーー…”
などと、よく考えていた。
今は、きちんとやることがあるし、
「派遣」なんだという、よい緊張感があるので、
早引けや遅刻しようなんて気は起こりそうもない。

いち早く辞めたのは、心の奥底にまだ理由がある。
たくさんいる女性が苦手だったから。
一対一になれば、楽しく話せる人もいたけど。
そんな人も含めて、廊下やコピー室やメールボックス
女性とすれ違うのが、ものすごく苦手で、
なんかわからないけど、すごく消耗していた。
トイレもコピー室も、なるべく人がいない時間に行ってた。
自販機にコーヒー買いに行くのも、
勇気…ってほどじゃないけど、勢いつけないと行けなかった。
どんな顔したらいいかわからないっていうか、
とにかく普通でいられなかった。なんでだろ。今もわからない。

普通でいられないから、
“あぁ、私ってヘンなヤツって思われてるんだろーな”
と思うと、ますます人とすれ違えなくなって…。
仲のいい人とは、何の問題もなく普通にしゃべって騒げるのに。
男の人は大丈夫なの。普通に知らん顔してすれ違えるの。

新しい所は、私を入れて5人しかいないから、正直ホッとしてる。

あー、今まで誰にも言えなかったから書いたらすっきりした。
ほんじゃ、おやすみなさい。