めんどうなことが。

私が住んでいるのは、古い一軒家が10軒弱集まってる中の1軒。
両隣とその向かいが長い間空家だったけど、
最近ようやく3軒ともに明かりがついた。

大家さんが、
「右隣の人の車の出入りがむずかしいと思うので
 カノンさんちは今度から左隣の家の方に車を止めてね」と言った。

そのスペースは以前左隣に住んでいた人の駐車スペースだったが、
新たに左隣に入る人には、そこを使ってくれとは言ってないので、
カノンさんちが気がねなく使ってくれてもいい。
ってことだった。
右隣の人のためにもその日からそこに止めはじめた。

今日帰ってくると、その我が家の新スペースに他の車が…。
どうやら、左隣のお客さんの車らしい。
ダーリンが帰ってきたら、すでに止めてあったらしい。

   もしかしたら、左隣の人はその新スペースを
   自分たちのスペースだと思っているのでは…。

といういやぁな予感が頭を渦巻き始めた。
客観的に見れば、そこは左隣のスペースに見えるのだ。
だからこそ、何度も大家さんに「いいんですね」と確認したのだ。
そのときの大家さんの
「そこを使っていいとは言ってないから」
という言葉も引っかかってたんだよね。
「そこを使わないでください」
とは言ってないんだからさ。

近所で一番お世話になっているおばちゃんに電話をしてみた。
私「かくかくしかじか」
お「それは言ったほうがええわー。大家さんに言ってもろーたら?」
私「でもそしたら、“直接言ってくれればいいのに”って
  思われませんかねー??」
お「うーん。むずかしいねぇ。
  あんたが行ってうまいこと言うてきー」
私「…ほんじゃ、いってみますぅ…」


おーぶるぶる。

シーン16 左隣の家
私「あのー、実は駐車スペースのことなんですけど…」
左(“うちもそれについては一言あるわよ”という趣で
   話をきいている)
私「大家さんに言われて(中略)ここに止めることになったんです」
左「うちは不動産屋さんが“ここもこの家のスペースで
  車を止めようが何しようが自由に使えます”て言われたから
  契約したんです」
私「そーなんですか。大家さんからお話が行ってると
  思ってたんで…(あんまし思ってなかったけど)。
  そんなお話になってることも知らなかったんで、
  うちの車を止めてたんです…」
左「うちもね、子供もしょっちゅう来るし、
  このスペースがないと困るんよ」
私「私もせっかくのご近所さんと気まずくなりたくないんで、
  ちょっとお話伺おうと思って来さしてもらったんですけどね…。
  もし何か話が違うようなことがあったら、
  次から気がねなく教えてもらえませんか」
左「そーよね。そりゃお宅にも悪かったね。
  話が違うなら違うでこっちも大家さんに言わにゃーいけんし」
私「今から大家さんに電話してみますので」

シーン17 カノン宅 電話
私「大家さんですか?かくかくしかじか」
大「まぁー、そんなことはうちは言ってないよ」
私「使えると思って契約したって言われてるんですけど…」
大「そんなことを言われてもねぇ…(困惑)」
私「子供さんもよく来られるみたいで…」
大「そーんな、子供の車のスペースまで面倒見きれんよねぇ」
私(はっ!よけいなこと言った?????)
大「まぁ、こちらから電話して話を聞いてみますから」

けっきょく、そのスペースは左隣のものとなるようだった。たぶん。
うちは右隣の人と相談して、
みんなが止めやすいようにとめてくれ、といわれた。
左隣にも
“人ひとり通れればぎりぎりうちの方に寄せてもらっていい”
と言われた。
うちはどこに車を止めようが、別にいいの。
でも!なんで前から住んでる私たちが
こんなに気を使わなきゃいけないのさ。

時間が経てばたつほど腹立たしい!
たのむよ、大家さん。
よく考えたら私だって、
あんなに低姿勢になることなかったんじゃないのか?
あー、今度は自分にハラがたってきました。
なんてお人よしなのかしら。まったくもう。
ゴハンは大好きなカレーだというのに、
味もわからんくらい腹が立つっっっ!
…なんか最近怒ってばっかり??
あー、テニスのうちっぱなしにでもいきたいっっっ!

折衝疲れと怒り疲れでへろへろ。
今日はとてもゴスペルを歌う腹筋と肺活量はありません。
録画予約。