やさしい気持ちとせつなさと

朝からいいお天気♪
洗濯!花にみずやり&育ち具合の確認!お弁当作り!
ふとん干し! とくるくる働く。休みだと動きが機敏。
そのままサッサと準備して図書館へ行くつもりだったのに。
ついうっかり「ぷーさめ」にはまってしまい、
気づいたら11:30…。なさけない。

図書館へ行く前に、吉本ばななの本をもういちど読みたくて、
ドトールに行った。
あー、やっぱりいい。ばななワールド。
今回もまた、人生という残酷な現実を隠すことなく暴きながらも
読後には「生きてるっていい!私を取り囲むすべての人や物に
心からありがとう!」という気持ちになれる。
今こうしてドトールでコーヒーを飲んでいる人たちにも
それぞれの生活があり、背景があるんだね。
と思うとなんだか泣きたくなった。

そんな優しい気持ちになりながら、図書館へ。
裏道を通りながら楽しく歩く。
昔ながらの商店街が心を落ち着かせる。
帽子屋さんのしぶい看板、薬屋さんのあやしい看板、
洋品店のマネキン…などなど。
どんな店でもある都会や、新しい店に惹かれながらも、
こんな昔ながらの商店街に、いつまでも在りつづけてほしいと
思うのはなんだか勝手かもしれないな。
今度何か買いにこようかな。

平日の図書館は久しぶり。人が少なくていいかんじ。
いつも「少しだけ借りよう」と思うのに、
今日も気がつけば、本6冊とCD3枚が私の手に。

江國香織    つめたいよるに
          ぼくの小鳥ちゃん
          泣かない子供
小林キユウ   トーキョー・キッチン
桂  実妙    「きれい」は下着で決める
茨木のり子   倚りかからず

奥居  香      Renaissance
サニーデイサービス  24時
THE CARDIGANS first band of the moon

以上が本日のメニュウ。
小野リサのCDは貸出し中。予約した。

江國香織さんは、最近読み始めた。
どうして今まで読まなかったのかと思うくらい好きです。
「倚りかからず」は、まさかないだろうと思いつつ
検索してみたらあったので、びっくりして喜んだ。
(「倚」の字が出てこなくてIMEパッド久しぶりに使ったよ)

「トーキョー・キッチン」は東京でひとり暮らしをする人の
キッチンを訪ね、その人の料理と暮らしぶりを紹介してある。
上京した作者が、
「コンビニやファーストフード店にすごい勢いで通い始めた」
時期を経て、
「キッチンで何かを作り始めなければと本能的に感じ」
「自分のためだけに料理することが
こんなにエネルギーのいることだなんて」驚き、
他のひとり暮しの人はどうしているのかと
気になったところから生まれたようだ。
(「プロローグ」より)
読むのが楽しみ。

家に着いて、庭のチューリップを見たら
花びらがきゅっと閉じてた。
昼間は、太陽に向かって、もうなんか
チューリップじゃないみたいにひらいていたのに。
ちゃんと生きてるんだね。よしよし。

あさっては種まきに備えて土を耕そう。
(ヒマワリとアサガオフウセンカズラ
パンも焼きたいし。(初挑戦)
なんて欲張ったら、何もできなかったりして。
「ぷーさめ」にはまんなきゃ、大丈夫か。
その前に明日は仕事だった。

そうそう。
朝ラジオでプリテンダーズの「CHAIN GANG」を聴いた。
9年前(かぞえてみたらそんなに前…こわ。)の春に
何度もくりかえして聴いた曲だった。
あの頃の自分や会社の状況やよく着ていた服や
いつもはいてた靴まで思い出した。
思い出がよみがえる曲って、そりゃもうたくさんあるけど、
今日の「CHAIN GANG」はなんか特別だった。
せつなくて胸がきゅーっとなる。

ではまた明日!