雑感

思うところいろいろ。
非日常である旅でも、ありふれた日常生活でも、
どれも間違いなく自分であり、
その誰でもない自分の経験が、自分の人生のエッセンスになるということ。


フランスに行って思ったのは、どこに行っても自分は自分だということだ。
楽しくなかったという意味ではもちろんなくて、
旅に出るということは、自分がどの方向へいくのかといういつも考えていることを、
別の方向から・別の場所から考えるということなんだなと思った。
どこに行っても私は変わらない。


ずっと帰りたくない〜!という気持ちと、
必要なものがそろっている居心地のいい部屋に帰りたい気持ち。
ずっとPARISの街の一部でいたい気持ちと、
早く友達に会いたいという気持ち。


じゃぁ、どこにも行かなくてもいいのでは、ということではない。
こんな気持ちを味わうために、これからもいろいろなところへ行きたい。


うまく言い表せないけど、
これからも私は私だという気持ちがますます強固になった今日この頃。


***今日の一曲
     ぼくらが旅に出る理由  〜小沢健二