やっぱりうれしい日
今日は早めに終わらせて、
何かおいしいものとケーキを買って帰ってゆっくりしよう!
と思いながら仕事をしていたのに、
イレギュラーが飛び込んで来て結局残業して、
なんとなくふてくされた気分で帰る、という、
よくあるパターンの誕生日になってしまった。
ふひー、と家に着くとポストに手紙が。
文字では表せないくらいすごーくうれしかった。
開封するのがもったいなくて、宛名を眺めつつごはんを食べ、
片付けてお茶を飲みながらゆっくり読んだ。
私も久しぶりに手紙を書こう。
誕生日の高揚感は年々薄くなるけれど、
産んでもらったことへの感謝は少しずつ大きくなる。
おめでとう、と仲良しに言ってもらえるのも、
いろんな経験をして歳を重ねてゆけるのも、
生まれてきたからなんだ、と静かに強く思う。
歳を取りたくない〜!と口では言うけれど、
ほんとにそう思う面も確かにあるけど、
歳を重ねるごとに、今後の楽しみを考える楽しさは増していく。
***今日の一曲
おまもりのうた 〜羊毛とおはな