日曜雑感

wanderingcanocano2008-06-15



はっ!と起きた時に、休日だと気づくしあわせ。


「なにもかも二倍」(よしもとばなな)を読んでて
“人生は有限だから、毎日無造作に幸せを消費したい、と切に思った”
という言葉がとても心に響いた。
幸せって、何となく手放しに享受できないようなところがあるけど、
どうしてだろう。
幸せは、味わうものではなくて目指すものだと思い込んでいる節がある。
そんな訳ないと今は頭ではわかっているけれど、
私が幸せを味わうと罰が当たるような気が、子どもの頃からしていた。
というか、幸せを感じる瞬間はたくさんあるけど、
それに自分が不幸だなんてまったく思ってないけど、
“幸せを味わってはいけない私に幸せな瞬間をありがとう”
(と実際に思っているわけではないけど)
というような、屈折した味わい方をしていたような。
われながらうっとうしい。
これまでの人生、うれしさや楽しさがどうもうまく伝わらない気がしていたのはそのせいか?


久々に人生に対して強気になる。
今後の道の取捨選択について考える。
って、そんなむずかしいことじゃなくて、
自分が進み得ない道のことは考えないことにして、
現実的かつ、自分が進みたい道だけを選択肢とすること。
どう考えても自分が進まないであろう道のことを考えてるヒマはない。


三宮から坂道を上り、山を眺めながら散歩。
神戸の街はいいなあ。
写真は、とても神戸らしさを感じる場所のひとつ。
(加納町歩道橋)


***今日の一曲
     六甲ガール  〜大江千里