冬の東京。

雪で大幅に遅れる新幹線に初めて乗った。
車内アナウンスのたびに、
だんだん遅くなっていく到着時刻。
笑いがこみ上げるほどの吹雪。
のぞみとは思えない速度だけど、
景色がゆっくり見れるからちょっとうれしい。
ドトールで買ったクロックムッシュウ、おいし。

雪景色は静岡県に入るまで延々と続き、
浜名湖が見えたあたりで、
久々に太陽の光を見た感じがした。

富士山もきれいに見えた!窓にへばりついて見た。
うれしいーーーーーー!!!
前に母が
“新幹線だとビルとか一瞬で通り過ぎるのに、
 富士山はしばらくずーっと見えてる。
 やっぱり日本一の山やなぁ〜”
と言っていたけど、ほんとにそうだなー。

結局2時間遅れで東京着。さすがに疲れたわぃ。
おなかが空いたので、精養軒でオムライス。
天井が高くて、ちょっと懐かしい感じで、
「おでかけ」という雰囲気でとても好き。
でも、人によって接客の差がありすぎ…。

丸の内南口の天井を見ると、
なぜか、ということもないけど、
“帰ってきた〜”という感じがした。

東京の路地裏が好き。
新宿の真ん中でも、脇道に入ったら結構静かで、
庶民の生活のカホリがする。
その落差というか共存というか多面性というか。

夜は宴。
楽しく飲むのは、ほんとに楽しい。
早回しのようにしゃべりまくって解散。

ホテルに戻ったら、部屋が開かなかった。
何回カードキーを入れても赤いランプが…。
しばしドアの前で立ちつくし、
カードキーには部屋番号が書いてないから、
もしかして人の部屋…?そんなはずはない、
と思いながらも、フロントへ。
“私、人の部屋開けてないですよねっ”て訊いたら、
“大丈夫です。サッと入れてサッと抜いてください”
と笑われた。
部屋へ戻って“サッと入れて。サッと抜く。”
と小声で言いながらやってみたら開いたのでよかった。

***今日の一曲
     ドッグイヤー  〜レミオロメン