10月かー。

5本の指に入るほど好きな本である
“ぼくの伯父さんの東京案内”なのに、
図書館で借りてばかりで持っていないのだけど、
どうやら絶版らしいと知り、
ものすごくあせって買いに行く。

「ここになければ無理だろう」と思っていた店に
ちゃんとあったのでホッとした。

友達を呼びつけてスタバ。
昨日の落ち込みをうまく説明できなかった。

バイト。
“カンバセイションピース”を読む。
なんと淡々として、なおかつ、なんとクドい小説。
家の間取りの説明なんかがすごく細かくて、
主人公は妙に理屈っぽいし、
とてもじゃないが、所々読み飛ばさずには進めない。
こんなのよく書けるなあ。しかもこの分厚さ…。
…とか思いながら、
登場人物の淡々とした生活ぶりと、
時代の流れとともに生きてるかんじに、
すーっ。とひきつけられてしまった。
どこかでこの本のことを
小津安二郎の映画を見たような読後感」
て書いてあったのをみたけど、
なんかわかる気がした。

***今日の一曲
     にちようび  〜ジッタリンジン