心の風向き。

明け方、すごく寒くて目が覚める。
長袖Tシャツと長いスウェットパンツを
寝ぼけながら引っ張り出して、着て、また寝た。

秋らしいお香でも買おうと、デパートへ。
売り場に行ってみたら、なんとそこは、
スリッパの売り場に変わっていた。
うそじゃろう。
私はこれからどこであのお香を買えばいいのーーーっっ!
Nooooooooooooooooooooooooooo!!!
…と思ったら、フロアをひとつ間違えていた。
よかった………。

スタバで、やっと
“デッドエンドの思い出”を読み始める。
買って1ヵ月半も経ってしまった。
読むのがもったいなかったり、
なんとなく、読む気になれず、
旅先でも、かばんから出さずじまいだった。
けど、今日ふと、読もうかな…と思ったので、
連れて出かけてみたのだった。

今読んでよかった。
話の内容もおもしろかった。
けど、それはどうでもいい、
てのは言いすぎだけど、
いつもながら、内容に心動かされた訳ではなかった。

“流れに乗ってる”という言葉が、
妙にひっかかるというか、今の自分にピンと来て、
言葉ではあらわせない、ヒントのようなものが、
舞い降りてきて、しみこんだような気がした。

考えても考えても、答えが出ないときは、
きっと、まだ答えを出さなくてもいい時なんだ。
もっと、感覚や勘をたいせつにしよう。
いつも、じっと耳を傾ける気持ちでいよう。
思考だけで自分を支配するのは、とてもムリ。
…というようなことを感じた。
いまひとつ、うまく言えないけど。

ほんと、ばなな氏はいい。
どれだけ力をもらっているだろう。
同じ時代に生きて、新作を読めるしあわせしみじみ。
あとの4話も、読むのが楽しみ。


BGMで、“ラジオスターの悲劇”が流れた。
なんか、スタバらしくない曲だなぁ、と思いながら外を見てた。
けど、
繰り返されるサビ前の間奏が、
少し秋らしくなってきた空と街に、
ぴったりと合っていて、なんだかせつなくなってしまった。

バイト。
時々、白湯を飲みながらゆったり。
帰り道は、とても涼しくて、
いちばん自転車が気持ちよい季節の到来。

阪神優勝
うれしそうな人々の顔を見るのが、とてもうれしい。
大変な様子の大阪の街も、なんだかいいぞう。
それにしても…カープの次の優勝は、いつだろ。

よいいちにちだった。
明日からまたがんばるか。

***今日の一曲
     ラジオスターの悲劇   〜BUGGLES