日曜日。

ここ最近の暑さはなんだ。
あの涼しさ・寒さがなつかしいとさへ思ふ。

でも、首にかけたタオルで汗をふきつつ、
時々、窓から入る風をありがたく思い、
朝ほしたセンタクモノが、
昼過ぎにはもう、ぱりっ。と乾いていて、
…という、日常生活の夏の小さなお楽しみたちを
思い出したのだった。

バイトを終えて帰ると、
山田花子がツラそうに走っていた。
24時間テレビには、
自分の中で賛否両論あるのだけど、
その年の100キロランナーの映像にのせて、
みんなが“負けないで”を歌っていると、
条件反射のように・くやしいほどに、
鼻の奥が痛くなって、涙ぐんでしまうのだった。

リンカラン”を読んでいると、
心がとっても気持ちよくゆるむ。
“クウネル”も、9月から隔月刊になるし、
とてもうれしい。
これらの本の中につまっている、
自分が進みたい方向性へのたくさんのかけらを
集めるようなかんじで読んでいると、
なんとも、静かで強いエネルギイを
もらえるような気がする。


秋の虫が鳴いてる。


***今日の一曲
     いつか風になる日  〜元 ちとせ