日常風景と花火大会。
窓を開けて、ねっころがって本読みながら、
干したジーンズ越しに青空が見えたとき、
これぞ、
“あまりに何気ないけど印象に残る日常の場面”
という気がして、
よくよく覚えておくつもりで、じっ。と見た。
写真も撮る。
今日は花火大会。
今年は、ひとりで気ままに見よう、と、
チャリを置く場所や、見る地点など、
いろいろ綿密な計画を練っていたが、
けっきょく、母と一緒に参加。
なんと、花火大会は初めてだという。びっくり。
買ってきたアンデルセンのパンも食べず、
次々上がる花火にクギヅケ。
どんっ。という、からだ中に響くあの音、
とても胸に迫る。
ぱっ。と咲くまでの、
ひゅるるる…。と上がってゆく光は、
ちょっとたよりなげな感じで、
じっと見ていると、心をつかまれる。
うわーん!と泣きながら、
花火のもっともっと近くまで走りたくなるような。
とってもきれいで楽しくてせつなくてはかなくて、
花火はいいなあ。
見ている人たちから起こる、歓声や拍手が、
これまた心をあたためる。
今夜もとても涼しくて、持ってった扇子も、
かばんから取り出すことなく帰宅。
快適でよかったけど、やっぱり少し物足りなかったかな。
ビールを飲みたくなるような、あの暑さがないと。
梅雨が明けたらしい。
やっぱり夏は来るのか。
***今日の一曲
Voyage 〜浜崎あゆみ